株式会社PLATICA 保育士・保育アドバイザーの原田です。
当社では乳幼児期の発達と人権の視点から講演プログラムの監修・教材開発を行っており、私は乳幼児向けプログラムの監修および、離乳食や体の発達に関する講座を担当したり、身体づくりの為のリズム遊び研修をしています。
また、「性教育スクール」の運営に携わり、スクール生さんお一人お一人のサポートをしています。
そこを入れると、研修そのものだけでなく、学校に合わせて一緒に考えた感じが出ますね。前の文章に自然につなげるなら、こんな感じです。
7月23日は、川西市の公立小学校にて、教職員の皆さまを対象に研修会をさせていただきました。
今回のテーマは、「生命(いのち)の安全教育の実施に向けて」。
研修が始まる前には、校長先生から学校や地域の特徴、子どもたちの様子なども聞かせていただきました。
同じ「生命の安全教育」でも、学校や地域によって子どもたちを取り巻く環境はさまざまです。
その学校の子どもたちの姿を思い浮かべながらお話しできる時間は、私たちにとってもとても大切です。
文部科学省でも、子どもたちが性暴力の「加害者・被害者・傍観者」にならないために、「生命(いのち)の安全教育」が推進されています。
研修では、制度や教材についてだけではなく、
「子どもたちに、何をどう伝えていくのか」
というところを大切に、
自分のからだも相手のからだも大切にすること、境界線と同意、「イヤ」「NO」という気持ちを大切にすること、そして困ったときに大人に話せる関係をつくっておくことなど、日々の学校生活の中でできることを一緒に考えていきました。
途中では、先生に前に出ていただき、実際に相手との距離を少しずつ近づけながら、自分が「ここまでなら大丈夫」「ここからはちょっとイヤ」と感じるところを体験するワークも。
境界線は目には見えないもの。
そして、その心地よい距離は人によって違います。
頭で知るだけでなく、先生方自身に体験していただくことで、子どもたちに伝えるときのイメージにもつながったのではないかと思います。
特にお伝えしたかったのは、性暴力を防ぐためだけの教育ではなく、人権を大切にする教育として考えていくこと。
「NO」は自分の境界線を示すサイン。
言えることは自分を守る力になり、相手の「NO」を聴けることは相手を尊重する力になります。
そして、研修が終わったあとにも、養護教諭の先生や6年生の担任の先生から具体的なご相談をいただきました。
「実際に授業にするなら、どう組み立てたらいいだろう」
そんなお話をしながら、追加の資料もお渡しし、子どもたちへの授業につなげていただけるよう、より具体的なお話をさせていただきました。
研修を聞いて終わりではなく、「じゃあ、自分たちの学校でやってみよう」と、その先につながっていくことが何より嬉しいです。
今回伺った学校では、校長先生ご自身もこれまで性教育に取り組んでこられたとのこと。
特別な時間だけが性教育なのではなく、毎日の学校生活の中にある「自分も相手も大切にする」という関わりそのものが、子どもたちの学びにつながっていく。
先生方と一緒に考え、そして次の実践へつながる、とてもありがたい時間となりました。
ご参加くださった先生方、ありがとうございました。

